2014年10月8日 皆既月食Q&A

Q. いつ観測すればいいのですか?
 A.月食の欠け具合はどの地域でも共通です。 今回の月食は、部分食が始まる8日18時14分から、部分食が終わる8日21時34分までの、3時間20分間が観測時間となります。  → トップへもどる

Q. どんな場所で観測すればいいのですか?
 A.月食観測は、月さえ見える場所であればどこでもできます。星がよく見えない街中や住宅地でも十分です。強いて言えば、今回の月食は、欠け始めの時間帯は月がのぼったばかりで、東の低い空に見えているため、東方向の見晴らしがよい場所がおすすめです。一方、皆既月食中の赤い月と周りの星々との共演も魅力です。郊外の星がよく見える場所に移動しての月食観測を検討するのもよいでしょう。    → トップへもどる

Q. 当日晴れますか?
 A.電話の天気予報サービス「177」など、地元気象台発表の天気予報を参考にしてください。 科学館に質問をいただいても天気情報は持ち合わせておりませんのでご了承ください。  → トップへもどる

Q. 天気が悪くても見えますか?
 A.見えません。
 大きな望遠鏡を用いても、天気が悪いときは月をとらえることができません。天気予報を見守りながら「てるてるぼうず」を吊るして、晴れるようにお願いしましょう。  → トップへもどる

Q. どっちの空に月は見えますか?
 A.今回の月食は、東から南東の空で見ることができます。東方向の見晴らしがよい場所がおすすめです。  → トップへもどる

Q. 自宅前でも見えますか?
 A.月が見える場所であれば問題ありませんが、今回の月食は東のやや低めの空で観測できます。事前に見晴らしを確認しておくとよくでしょう。  → トップへもどる

Q. 望遠鏡のような機材は必要ですか?
 A.望遠鏡を使えば、拡大して刻々と進行する月食の表情をダイナミックに楽しむことができますが、機材を用いなくても月が欠けていくようすは十分観測できます。  → トップへもどる

Q. 次の月食はいつ見えますか?
 A.次回見られる月食は、半年後の2015年4月4日の皆既月食です。全経過は3時間半に及びますが、皆既月食の継続時間はわずか12分となっています。  → トップへもどる

Q. 岡山とその他の地域では見え方が違いますか?
 A.月の出の時刻は地域によって変わりますが、月食は特性上、始まりや終わりなどの食の進行に関する時間要素はすべての地域で同じとなります。  → トップへもどる

Q. 日本以外の国からも見えますか?
 A.条件の善し悪しはありますが、今回の月食はヨーロッパ、アフリカをのぞく地域で観測できます。  → トップへもどる