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 科学工作教室「はらはらドキドキ 電流イライラ棒」 

 科学センターで一番人気の展示物「電流イライラ棒」。曲がりくねった金属に触れないように慎重に進み、もしも触れてしまったら電流が流れてブザーが鳴ります。なぜ金属にふれたときだけ、音が鳴るんでしょう?  イライラ棒を作って、その仕組みを勉強しましょう! 

 さっそく工作をはじめましょう。まずは、切った木材を組み合わせてイライラ棒の土台を作ります。ドライバーを使って木ネジで固定しますが、これがなかなか固い(;´Д`)! 慣れない子は、うなりながら力いっぱいネジを締めました。そして、できた土台にブザーと乾電池が入ったボックスを取り付けます。ドライバーを普段あまり使わないので、良い体験になりましたね☆

 いよいよイライラ棒で音が鳴る仕組みに重要な導線をつなぎます。導線のカバーをむいて、カギ型に曲げた銅の金属棒としっかりつなぎ、何種類かのテープをのばして、しっかりと貼りつけます。 導線のビニルカバーをむくのがなかなか難しく、むいだ部分が短かったり、中の導線まで切ってしまったり…(*_*;  これは大変。ガンバレ!! なんとか、無事に電気が流れるよう導線をつなぐことができました。

 そして一番大事なところ、配線です!ここは子どもたちに、見本や写真を参考にしてもらおう!ということであえてつなぎ方の説明なし(。☉∆☉)ワァオ☆。どの線がどこに繋がっているのか、しっかり見て考えてもらいました☆ つなぎ方を間違えちゃうと、音が鳴らないので慎重に。 1本1本の導線のつながりをじ~~っくり見て、回路のつくりを間違えないように配線しました。

 最後にブザーと乾電池を隠すためのカバーボックスを取り付けたらできあがり♪ もし電池が切れたら取り換えられるように磁石でくっつくようにしました、ナイスアイディア!

 さあ、遊んでみましょう! はらはら、ドキドキ。あれ、あちこちから「ブー」!音を鳴らさず、無事たどり着いたら大成功( *´艸`) イライラ棒のを複雑にしたり、鍵の穴を狭くしたりと難易度高めにする人もいました! さすが科学的ですね~!

 組み立てや配線など、少し難しめの工作でしたが、みなさんとっても頑張って作ることができました(≧▽≦) 実は、科学センターから参加した子どもたちと保護者の方に向けて、こんなお願いをしていました「大人がすぐに手伝わないで、しっかり子どもたちに頑張ってもらってください。」おかげさまで、どの子も少し苦労はしましたが、いろいろな体験を通して、科学的な興味や力が伸びたことと思います。ご協力ありがとうございました。