タイトル

ホーム > 広報リリース

2009/05/01 金曜日 配信 2009/07/22 再編集

7月22日 特別天体観望会「部分日食をみよう」(記録)


2008年の中国皆既日食
画像提供:唐崎さん

岡山では部分日食
(予想図)

日食観測は専用の
フィルターが必要

目を痛めない安全な方法で観測
 雲が多い天候となりましたが、薄雲を通して三日月型に欠けた太陽を 十分楽しむことができました。観望会では2500名を越える方々に ご参加いただき、望遠鏡や日食フィルターで見る太陽に大きな歓声を 上げていました。  次回の岡山で見える日食は2010年1月15日、2割弱欠ける部分日食ですが、 西空低空で欠けたまま沈んでしまうため、条件はあまりよくありません。  条件がよい日食としては3年後の2012年5月21日、南九州、南四国、 紀伊半島、東海、関東で見える金環日食、岡山では9割以上欠ける 見ごたえある部分日食となります。 ■ 7月22日 倉敷で見えた部分日食の記録   10時44分(左)と11時02分(右)(最大食分時)の太陽(クリックで拡大)   薄雲を通して見えた日食(左)と 穴を抜けた光が欠けた太陽の形を映し出した様子(右)(クリックで拡大)   観望会会場は大勢の参加者のみなさんで賑わいました
---------- ■ 特別天体観望会「部分日食をみよう」(終了しました)  日時:7月22日(水)9:30〜12:30  場所:ライフパーク倉敷正面玄関前ほか  対象:一般(小3以下は保護者同伴)  ※参加自由、無料  ※悪天候で太陽が見えない場合は中止 2009年7月22日(水)鹿児島県トカラ列島で、日本国内としては46年ぶりとなる 皆既日食が観測されます。しかし、皆既日食が観測できるのは黒く示された 帯の中だけで、その他の地域では部分日食として観測されます。   ※画像をクリックで拡大 岡山では、規模の大きな部分日食となります。 太陽が最も大きく欠けるのは午前11時02分、全体の8割以上が欠けます。 日食や太陽観測は目を痛める恐れがあります。 必ず専用の日食フィルターを使用してください。 下じきや現像済みカラーフィルムは目を痛めるため使用しないでください。 特別な減光対策をしていない望遠鏡での観測は絶対におやめください。 ---------- <2009年は世界天文年です> 2009年はイタリアの科学者ガリレオ・ガリレイが初めて 望遠鏡を夜空に向け、宇宙への扉を開いた1609年から、 400年の節目の年です。 国際連合、ユネスコ(国連教育科学文化機関)、 国際天文学連合は、この2009年を「世界天文年 (International Year of Astronomy:略称 IYA)」と 定めました。 スローガンは、THE UNIVERSE: YOURS TO DISCOVER 〜宇宙… 解き明かすのはあなた〜 日本をはじめ、136の国と地域が参加を表明しています。 (2009年1月9日現在)

 

倉敷科学センター
 〒712-8046 岡山県倉敷市福田町古新田940
 TEL.086-454-0300 FAX 086-454-0304