国際宇宙ステーションをみてみよう

 宇宙を飛ぶ国際宇宙ステーションは、望遠鏡を使わなくても、初心者でもかんたんに観測できることを知っていますか?
 おおむね夕方や明け方の時間。星のような輝きを放ち、ゆっくり星々の中を動いていく宇宙船の姿は、 われわれに強く宇宙への憧れを感じさせてくれるものです。
 このページでは,国際宇宙ステーションが「いつ」「どこで」「どのように観測できるか」という情報を発信していきます。

今日の国際宇宙ステーションの動き

▲(動画)今日の夕方17時から14時間の国際宇宙ステーションの動き

▲(動画)今日の夕方17時から14時間の国際宇宙ステーションの軌道

国際宇宙ステーションの見え方

 国際宇宙ステーションは、夕方や明け方の空がまだ薄明るい時間帯に、 一等星をはるかにしのぐ明るさでゆっくり動いていく星のように観測することができます。
 望遠鏡を使わなくても十分明るく見えるので、街中の星がよく見えない場所に住んでいらっしゃる方、天体観測に慣れていない初心者の方でも、 かんたんに取り組むことができます。
 右の写真は、瀬戸大橋の上を移動していく国際宇宙ステーションのおそそ3分間の飛跡です。長時間の飛跡をとらえるために写真を合成する必要があるため、国際宇宙ステーションの飛跡は点線となって記録されています。

▲(動画)低空に見えた国際宇宙ステーション(左から右方向へ移動)4倍速で再生。
 最後の方で右から左上方向に移動していくのは飛行機。
 飛行機の光は赤や緑色で点滅する傾向があるので、よく見れば区別はつけやすい。
▲(動画)高空に見えた国際宇宙ステーション(左から右方向へ移動)実際の速度で再生。
 高空を横切っていくときの方が、明るく見える傾向がある。