今年はドイツで近代的なプラネタリウムが発明されて100周年に当たる年。 プラネタリウムの歴史を振り返るパネル展示に加え、日本の国産プラネタリウムの歴史を象徴する 「西村式試作プラネタリューム投影機」の特別展示(協力:つやま自然のふしぎ館)を行います。 ※投影機本体の展示のみ。星は投映できません。 合わせて特別展示期間中に倉敷科学センターのプラネタリウム・全天周映画をご観覧いただいた 「こども」を対象に、先着300名にオリジナルクリアフォルダーをプレゼント! 期間:2023年6月9日(金曜日)~6月18日(日曜日) ※月曜日は休館 場所:倉敷科学センター プラネタリウムロビー内 見学料:無料(自由見学)
■特別展示 西村式試作プラネタリューム投影機 重要科学技術史資料(未来技術遺産) 日本の国産プラネタリウムの発展は、五藤光学研究所と千代田光学精工(現コニカミノルタ プラネタリウム)の2大メーカーが牽引しましたが、その草創期にはさらに多くの会社、 個人により多様なプラネタリウム投影機が開発されていました。プラネタリウム100周年に 当たる今年、あまり知られてこなかった国産プラネタリウムの歴史を掘り起こし、 解説する取り組みが各地で行われています。 「西村式試作プラネタリューム投影機」は、天体望遠鏡メーカーとして知られている 西村製作所(京都府)により1950年代より開発された試作機で、1967年から1992年ごろまで、 つやま自然のふしぎ館(津山科学教育博物館)にて常設公開されていました。 現在は常設公開を終了していますが、投影機は同館に所蔵、保管されています。 西村製作所が1台しか製作しなかった大変貴重な資料で、2021年国立科学博物館の 「重要科学技術史資料(未来技術遺産)」に登録されています。 ■お子様、先着300名にオリジナルクリアフォルダをプレゼント 特別展示の期間中、倉敷科学センターのプラネタリウムを観覧いただいた「こども」を 対象にオリジナルクリアフォルダ(画像)をプレゼントします。先着300名限りで なくなりしだい配布終了となります。
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