<参加受付中> 講師:平松 正顕 さん (国立天文台 天文情報センター 講師) 日時:10月5日(土) 19:00-20:30 場所:倉敷科学センター プラネタリウム 対象:小学生以上(小学生は保護者同伴) 定員:160名(先着順) 参加費:無料 ※参加申し込みはお電話で(086-454-0300)。 定員に達ししだいしめきり <講演の概要> 宇宙には、ブラックホールをはじめとする激しく活動する天体もあれば、 星々の間にただようガスのような冷たい物質もあります。宇宙がどのように進化し、 どのような姿をしているかを理解するためには、その両方を調べることが必要です。 宇宙からやってくるかすかな電波を捉えて宇宙の謎に挑む電波望遠鏡は、 ブラックホールの姿を撮影し、ビッグバンの証拠をキャッチし、冷たいガスの奥深くで 星や惑星が生まれてくる様子を目撃してきました。今回の講演では、電波望遠鏡が 明らかにしてきたいろいろな宇宙の姿と、今まさに研究者たちが立ち向かう宇宙の謎に ついてご紹介します。 <講師プロフィール> 1980年、岡山県倉敷市生まれ。博士(理学)。 自然科学研究機構国立天文台 天文情報センター講師/周波数資源保護室長/産業連携室長。 専門は電波天文学、科学コミュニケーション。 東京大学大学院理学系研究科天文学専攻博士課程を修了後、 台湾中央研究院天文及天文物理研究所 博士研究員/ALMA地域センターアストロノマーを 経て2011年3月より国立天文台に勤務し、東アジア・アルマ教育広報主任として、 南米チリで運用中の国際天文台計画「アルマ望遠鏡」の広報活動を担う。 2021年6月から国立天文台天文情報センター周波数資源保護室に異動し、 可視光から電波の幅広い波長域にわたって良好な天文学観測環境を守るための業務を行っている。 近著に『宇宙はどのような姿をしているのか』(ベレ出版)、『ウソみたいな宇宙の話を 大学の先生に解説してもらいました。』(秀和システム)。
(国立天文台 天文情報センター 講師)