参加者募集中 標高4000mを越え、大気が安定し人工光の影響もほとんどない 理想的な観測地として知られるハワイ島・マウナケア山頂域。 ここに日本の国立天文台が8.2メートル反射望遠鏡「すばる望 遠鏡」を設置しています。 1999年1月の初観測から25周年を迎え、すばる望遠鏡のこれま での活躍と未来へ進むべき姿を紹介する、ハワイと日本国内 約20カ所の科学館をオンラインで結んだ記念イベントが開催 されます。 ◆キックオフイベント「全国一斉講演会」 日時:10月19日(土) 14:00~15:30 主催:プラネタリウム100周年記念事業実行委員会 国立天文台ハワイ観測所 倉敷科学センター 場所:倉敷科学センター 2階 研修室 対象:小学校高学年以上の一般 定員:40名(先着順) 参加費:無料 参加申込はお電話で 086-454-0300(倉敷科学センター) プログラム: 14:00 「進化を続けるすばる望遠鏡-25年の歩みとその先へ-」上映 14:05 マウナケアの星空ライブカメラ映像配信-紫金山・アトラス彗星を見よう!(※) 14:25 宮﨑聡 ハワイ観測所長によるライブ講演「すばる望遠鏡のこれから」 15:00 全国の会場館を結んで質疑応答 15:30 終了 (※)紫金山・アトラス彗星の状況によっては、一部プログラムが変更になる可能性があります ◆JPA「プラネタリウム100周年」×「すばる望遠鏡25周年」記念 1923年、ドイツ博物館で近代的な光学式プラネタリウムの試験公開が行われてから100周年。 すばる望遠鏡のファーストライトから25周年。日本プラネタリウム協議会(JPA)と国立天文台・ ハワイ観測所が連携した、コラボレーションイベントを実施します。 各ホームページへ 国立天文台ハワイ観測所(すばる望遠鏡) すばる望遠鏡25周年特設ページ 日本プラネタリウム協議会(JPA)プラネタリウム100周年記念事業 ◆すばる望遠鏡について すばる望遠鏡は、太平洋の中心、ハワイ島マウナケアの山頂域に設置されています。 ここは、天体観測に最適な場所のひとつとして知られています。標高 4200 メートルの マウナケア山頂は、気圧は平地の3分の2しかなく、地上の天候システムに影響されない 高さにあるため、快晴の日が多く、乾燥しています。貿易風がハワイ諸島上空を滑らかに吹き、 雲が山頂まで上ってくることは稀です。近くに大きな都市もなく、天体観測をさまたげる 人工的な光はほとんどありません。 これらの好条件を求めて、マウナケアには複数の望遠鏡が設置されていて、すばる望遠鏡も その一員です。すばる望遠鏡のほかにも、ジェミニ望遠鏡、二つのケック望遠鏡という 8~10メートル級の望遠鏡があります。 マウナケアは、天体観測に適しているのと同時に、自然としても、また文化的にも貴重な 資源であり、保全地区として、その開発は注意深くコントロールされています。 ※国立天文台ハワイ観測所「すばる望遠鏡について」https://subarutelescope.org/jp/about/ より引用 金色に輝く夕空の下、観測に備えるすばる望遠鏡(国立天文台)