科学展示室1階 9.H-IIロケットエンジン(LE-7)

ロケットエンジン  H-IIロケットは,1990年代に運用されていた人工衛星打ち上げ用の2段式ロケットです。初めて国内の技術で開発された純国産ロケットで,その全長は50mにおよび,2トンの静止衛星を打ち上げる能力を持っていました。当館では,その心臓部にあたる第1段メインエンジン「LE-7」の実物が展示されています。液体酸素と液体水素を燃料とし,ジャンボジェットのエンジン4機分もの大きな推力を生み出すLE-7エンジンは,日本の科学技術の傑作ともいわれています。 ロケットエンジン

■同型のエンジンを展示しているほかの施設
JAXA角田宇宙センター(宮城県角田市)
JAXA筑波宇宙センター(茨城県つくば市)
三菱みなとみらい技術館(神奈川県横浜市)
かかみがはら航空宇宙博物館(岐阜県各務原市)
名古屋市科学館(愛知県名古屋市)
JAXA種子島宇宙センター(鹿児島県熊毛郡南種子町)

■後継機にあたるエンジン(LE-7A)を展示している施設
日本科学未来館(東京都江東区)
三菱みなとみらい技術館(神奈川県横浜市)
JAXA種子島宇宙センター(鹿児島県熊毛郡南種子町)

※見学に事前申し込みが必要な施設もあります