科学展示室2階 53.隕石~宇宙からの贈り物~(富田隕石公開中)
およそ100年前の大正5年4月13日、当時の富田村、現在の倉敷市玉島八島に隕石が落下しました。富田隕石と呼ばれるこの隕石は、日本国内で確認された50個のひとつとなります。倉敷科学センターでは、この富田隕石の現物を所有者のご厚意で公開しています。
隕石は秒速数十キロという速さで地球の大気に飛び込むため激しく燃え上がり、熱で溶けた黒い層で表面が覆われているのが特徴です。石質隕石に分類される富田隕石にも、こうした隕石独特の特徴が色濃く残されています。