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2024年9月15日(日曜日)配信

旧倉敷天文台スライディングルーフ観測室 説明会
天文台公開「太陽観察」


ライフパーク倉敷の施設内に移築された観測室

大正時代創立当時の観測室のようす
当敷地内に移築された旧倉敷天文台スライディング
ルーフ観測室は、2024年3月11日、日本天文学会に
よる「日本天文遺産」に倉敷天文台と並んで認定
されました。
この観測室の説明会と、観測室を利用して太陽黒点
を楽しむ観察会を行います。

■旧倉敷天文台スライディングルーフ観測室 説明会
日時:2024年10月20日(日) 13:00~(約15分)
集合場所:倉敷科学センター 2階研修室
対象:一般(おおむね小学生以上が対象)
※参加自由・無料

■天文台公開「太陽観察」
日時:2024年10月20日(日) 13:15~14:00
集合場所:旧倉敷天文台スライディングルーフ観測室
   (ライフパーク倉敷敷地内)
対象:一般(小学生以下は保護者同伴)
※参加自由・無料
※天候が悪く太陽が見えない場合は中止

■旧倉敷天文台スライディングルーフ観測室について
倉敷天文台(倉敷市中央)は1926年(大正15年)に創立された日本初の民間天文台であり、
現在では全国に数百カ所設置されている、公開天文台(学者の研究観測目的だけでなく、
科学教育目的に市民にも広く公開されている天文台)の第1号として日本の天文学史に
その名を刻んでいます。

戦後、彗星や新星の発見で世界的に名が知られた天体観測家・本田實氏が主事として長年
従事した天文台としても有名です。

倉敷天文台開設からおよそ90年が経過した2013年、老朽化への対応とバリアフリー化を
はかる目的で新観測室に移行するにあたり、旧観測室は倉敷市が譲り受け、ライフパーク
倉敷敷地内に創立当時に近い姿に移築、復元されました。

※旧倉敷天文台スライディングルーフ観測室は、2001年に国の登録有形文化財としても
 登録されています。

◆ 参考
解説:旧倉敷天文台スライディングルーフ観測室
Web:倉敷市文化財保護課のページへ
Web:日本天文学会:2023年度(第6回)日本天文遺産について