当敷地内に移築された旧倉敷天文台スライディング ルーフ観測室は、2024年3月11日、日本天文学会に よる「日本天文遺産」に倉敷天文台と並んで認定 されました。 この観測室の説明会と、観測室を利用して太陽黒点 を楽しむ観察会を行います。 ■旧倉敷天文台スライディングルーフ観測室 説明会 日時:2024年10月20日(日) 13:00~(約15分) 集合場所:倉敷科学センター 2階研修室 対象:一般(おおむね小学生以上が対象) ※参加自由・無料 ■天文台公開「太陽観察」 日時:2024年10月20日(日) 13:15~14:00 集合場所:旧倉敷天文台スライディングルーフ観測室 (ライフパーク倉敷敷地内) 対象:一般(小学生以下は保護者同伴) ※参加自由・無料 ※天候が悪く太陽が見えない場合は中止 ■旧倉敷天文台スライディングルーフ観測室について 倉敷天文台(倉敷市中央)は1926年(大正15年)に創立された日本初の民間天文台であり、 現在では全国に数百カ所設置されている、公開天文台(学者の研究観測目的だけでなく、 科学教育目的に市民にも広く公開されている天文台)の第1号として日本の天文学史に その名を刻んでいます。 戦後、彗星や新星の発見で世界的に名が知られた天体観測家・本田實氏が主事として長年 従事した天文台としても有名です。 倉敷天文台開設からおよそ90年が経過した2013年、老朽化への対応とバリアフリー化を はかる目的で新観測室に移行するにあたり、旧観測室は倉敷市が譲り受け、ライフパーク 倉敷敷地内に創立当時に近い姿に移築、復元されました。 ※旧倉敷天文台スライディングルーフ観測室は、2001年に国の登録有形文化財としても 登録されています。 ◆ 参考 解説:旧倉敷天文台スライディングルーフ観測室 Web:倉敷市文化財保護課のページへ Web:日本天文学会:2023年度(第6回)日本天文遺産について