倉敷科学センター 天文特集
地上400キロ上空の宇宙空間を飛ぶ国際宇宙ステーションは、一等星より明るく輝くため、星があまりよく見えない都会でも、望遠鏡を使わなくても、天体観測に詳しくない人でもかんたんに観測することができます。国際宇宙ステーションが「いつ」「どこで」「どのように見えるのか」という観測情報を発信していきます。

準備中
毎年、お盆のころ(8月中旬)になると「ペルセウス座流星群」の活動が活発になります。望遠鏡や双眼鏡のような機材を利用しなくても肉眼だけで楽しむことができるので、初心者の天体観測体験や小・中学生の自由研究の題材にも最適です。
2022年11月8日に「皆既月食」が観測できます。月食は望遠鏡を使わなくても肉眼で十分楽しむことができ、小さなお子さまでも観測気分を満喫できるおすすめの天文現象です。
かんむり座T星は、ふだんは10等級と望遠鏡を使っても見ることが難しい暗い星ですが、およそ80年ごとに爆発による増光を繰り返し、2~3等級と肉眼で楽に確認できるまで明るくなります。増光時には、かんむり座の印象が大きく変わってしまうでしょう。
ペルセウス座のβ(ベータ)星「アルゴル」は、規則正しく68時間49分で2.1等級から3.4等級まで暗くなる変光星として知られています。初心者でも比較的簡単に明るさの変化を確かめることができます。
2004年ごろから、海外の天文愛好者の間で「月面X(Lunar X)」という言葉が交わされるようになってきました。月のある地形に特定の角度で太陽光が差し込むとき、月の欠け際に短い時間だけ「X」の形が浮かび上がっておもしろい、というものです。
四季折々の星空や月のこよみ、近日中に起こる天文現象など、月ごとの星空の楽しみ方を紹介しています。学校、こども会、個人など、非営利な教育目的であれば、断りなく自由に印刷し配布を行えます。
科学館の屋上に設置された全天カメラで、今の空の様子をモニター撮影しています。