月食Q&A
いつ観測すればいいのですか?
月食の欠け具合の進行はどの地域でも共通です。今回の月食は3月3日(火曜日)の午後6時49分に始まり、午後10時17分に終わります。始まりから終わりまで観測すると、およそ3時間半にもおよびます。
どんな場所で観測すればいいのですか?
月食は、月さえ見える場所であればどこでも観測できます。星がよく見えない街中や住宅地でも十分見えますが、今回の月食の始まりのころは、東の地平線から上ってきて間もない月を観測することになるため、東の方角が低空まで見通しの良い場所がおすすめです。
当日晴れますか?
科学館にこのような質問をしてくる方、毎回います。科学館では気象の情報を持ち合わせておりませんのでご了承ください。インターネット等で公開されている天気予報を参考にしてください。
天気が悪くても見えますか?
星が見えない天候では、月食も見えません。
天気予報を見守りながら「てるてるぼうず」を吊るして、晴れるように願いをかけましょう。
どっちの空に月は見えますか?
基本的に東の空に見えます。月が東の空の地平線から10°くらいの高さの空に見えている時に欠け始め、月食が終わる頃には南東のやや高い空に見えています。
どっちの空を見てればいいですか?
今回の月食は、とくに東の方向の見晴らしがよい場所がおすすめです。
自宅前でも見えますか?
月が見える場所であれば問題ありませんが、今回の月食はとくに欠け始めの頃は、東の低い空の月を観測することになります。事前に見晴らしを確認しておくとよくでしょう。
望遠鏡のような機材は必要ですか?
望遠鏡を使えば、拡大して刻々と進行する月食の表情をダイナミックに楽しむことができますが、機材を用いなくても月が欠けていくようすは十分観測できます。
次の月食はいつ見えますか?
次回見られる月食は、再来年、2028年7月7日の明け方の部分月食です。午前3時19分ごろに月が約39%欠けます。皆既月食は、さらにその半年後の2029年1月1日の未明に起こります。日本の歴史上、1月1日の元日に皆既月食が起こるのは初めてのことです。(部分月食も含めると、2010年以来2回目です)
岡山とその他の地域では見え方が違いますか?
月食は特性上、始まりや終わりなどの食の進行に関する時間要素はすべての地域で同じとなります。一方、日の入や月の出の時刻は地域によって変わります。国内では東の地域ほど月の出が早いため、欠けはじめのころの月の高度が高くなり、条件が良くなる傾向にあります。
日本以外の国からも見えますか?
条件の善し悪しはありますが、今回の月食は東アジア、東南アジア、オセアニア、北アメリカなどの地域で観測できます。

