2022年11月8日 皆既月食Q&A
・いつ観測すればいいのですか?
・どんな場所で観測すればいいのですか?
・当日晴れますか?
・天気が悪くても見えますか?
・どっちの空を見てればいいですか?
・自宅前でも見えますか?
・望遠鏡のような機材は必要ですか?
・当日はどんな星座が見えますか?
・次の月食はいつ見えますか?
・岡山とその他の地域では見え方が違いますか?
・日本以外の国からも見えますか?
Q. いつ観測すればいいのですか?
A.月食の欠け具合の進行はどの地域でも共通です。今回の月食は11月8日(火)の午後6時08分に始まり、午後9時49分に終わります。始まりから終わりまでを観測するとおよそ3時間40分にもおよびます。
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Q. どんな場所で観測すればいいのですか?
A.月食観測は、月さえ見える場所であればどこでもできます。星がよく見えない街中や住宅地でも十分ですが、今回の月食の始まりのころは、東からのぼってきたばかりの月を観測することになるため、東の方角の低空までの見通しが良い場所がおすすめです。科学センターは東側に種松山があるため、あまりいい場所とは言えません。
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Q. 当日晴れますか?
A.電話の天気予報サービス「177」など、地元気象台発表の天気予報を参考にしてください。
科学館に質問をいただいても天気情報は持ち合わせておりませんのでご了承ください。
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Q. 天気が悪くても見えますか?
A.見えません。
大きな望遠鏡を用いても、天気が悪いときは月をとらえることができません。天気予報を見守りながら「てるてるぼうず」を吊るして、晴れるようにお願いしましょう。もし天気が悪くてどうしようもない時は、インターネット中継を見るのも良いでしょう。
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Q. どっちの空に月は見えますか?
A.今回の月食は、とくに東方向の見晴らしがよい場所がおすすめです。
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Q. 自宅前でも見えますか?
A.月が見える場所であれば問題ありませんが、今回の月食は東の低い空で観測できます。事前に見晴らしを確認しておくとよくでしょう。
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Q. 望遠鏡のような機材は必要ですか?
A.望遠鏡を使えば、拡大して刻々と進行する月食の表情をダイナミックに楽しむことができますが、機材を用いなくても月が欠けていくようすは十分観測できます。
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Q. 当日はどんな星座が見えますか?
A.月食の前半の時間帯(午後8時ごろまで)は「星空案内 2022年10月」を、後半の時間帯(午後8時ごろ以降)は「星空案内 2022年11月」をごらんください。
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Q. 次の月食はいつ見えますか?
A.次回見られる月食は、ほぼ1年後、2023年10月29日明け方の部分月食です。午前5時14分ごろ、月が13%ほど欠けます。皆既月食は、3年後の2025年9月8日に起こります。
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Q. 岡山とその他の地域では見え方が違いますか?
A.月食は特性上、始まりや終わりなどの食の進行に関する時間要素はすべての地域で同じとなります。一方、日の入や月の出の時刻は地域によって変わります。国内では東の地域ほど、月の出が早いぶん欠け始めのころの月の高度が高くなり、条件が良くなる傾向にあります。
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Q. 日本以外の国からも見えますか?
A.条件の善し悪しはありますが、今回の月食は東アジア、東南アジア、オセアニア、北アメリカなどの地域で観測できます。
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