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 科学工作教室「電磁パワーだ ひらひらチョウ」 

 7月27日(日)に科学工作教室「電磁パワーだ ひらひらチョウ」が開講されました。この工作には、科学のひみつが3つ。1つ目は磁石です。磁石はS極とN極は引き付け合い、同じ極同士では退け合います。2つ目は電気です。スイッチの金属がふれあうことで電流が1つの輪のようにつながり、電気回路になります。3つ目は電磁石です。ネジに巻いたエナメル線に電流を流すと磁力が発生し「電磁石」になります。今回は「電気」と「磁気」の力を使った電磁パワーでひらひらと飛ぶように動く生き物飾りの工作を作っていきましょう♪

 まず最初に電気回路に使うスイッチや電池ボックスを組み立てます。差し込んで留めるだけなので皆さんスムーズにできました!
 次に、生き物がとまる花の部分を作っていきます♪エナメル線を切ってけずって巻く作業。紙やすりでエナメル線をけずると、被膜が取れて10円玉のようなピカピカ色が変わっていきます。中途半端だと電気が通らないので、けずり残しがないように注意!!けずり終わったらネジに巻いていきます。できるだけネジの頭のすぐ下辺りの同じところにぐるぐる巻くのがポイント!(^^)/電磁石の力で大きく虫がひらひらします。 巻き終わったら、残ったエナメル線とネジをと一緒にストローに通し、土台に打ち付けるためネジの先が約1㎝出します。

 そして土台を作り!台に緑色の画用紙をつけて先ほど作ったネジと生き物を吊り下げる金属台を板に取り付けます。ここで使う道具がとんかちドライバーです。得意な子はトントンと上手に打てましたが、不慣れな子は初トンカチに苦労していました。
 最初に組み立てたスイッチと電池ボックスも忘れずに取り付け終わったら、あともう一息! ネジにつないだエナメル線や導線の両端をスイッチと電池ボックスにつなげて回路を作ります。導線はビニルをはぐのを忘れないようにしてくださいね。ここでつなぐときに金具と導線がきちんとふれていないと、電気が正しく流れないので注意しましょう!そしてネジの部分が本当に電磁石になっているかどうか方位磁針で確かめてください!電池をはめてスイッチを入れたり、切ったりすると方位磁針の針の動きはちゃんと変化しましたか?(*^^)v

 最後に、生き物飾りとゆらゆらする仕組みを作っていきます。磁石にエナメル線やタコ糸を取り付け、針金台の先につるして、磁石とネジの頭が引き合うように、金属を曲げて高さ調整したら完成です!
 あとは空を飛ぶ生き物の飾り付けをしましょう♪ 皆さんモールで自由自在に自分好みの生き物を楽しそうに作っていました(^^♪中にはビーズやモールをくっつけるためにホットボンドを使った子もいます。他にもお花や背景を飾り付けることで素敵な作品に仕上がりました! 

 たくさんの道具を使ったので、難しかった子もいたかもしれませんが、みなさん楽しく、科学のことを学びながら工作することができました(≧▽≦)
 今回の工作は「おかやま まなびとサーチ」のwebサイトにて倉敷科学センター「ひらひらトンボ」として動画で取り上げられています。資料もダウンロードすることができるので、興味のある方は見てみてください!(^_-)-☆他の科学工作もたくさん紹介してありますのでぜひ夏休みに作ってみましょう♪たくさんのお申し込みとご参加ありがとうございました(*^▽^*)