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 科学工作教室「それいけ クルふわドローン」 

楽しい夏休みのスタート!さっそく7月20日に科学工作教室が開講されました!
今回のテーマは「それいけ クルふわドローン」です(≧▽≦)ドローンとは、何かの力でいくつか羽を回転させて飛ぶことができる「無人航空機」のことです。最近テレビでもドローンを使った演出を目にしますよね。高い所の撮影も便利、荷物を届けたり、広い大地の食物に必要な薬をまいたり…空飛ぶクルマもそう!いろいろなことに役立っています。そんなドローンを、身近なもので作ってみよう!ということでゴムの力を使った2つの工作にチャレンジしました♪

①風の力をつかった「クルふわ風ドローン」
材料は、風船、発泡シート、フタ付きマヨカップ、12㎜ストロー、4㎜ストローを使います。100円ショップやホームセンターなどで手に入る物ばかりです。風ドローンのポイントは、風の力遠心力揚力 です。風船がはきだす「風の力」がドローンのエネルギー。風が強いほど、強い力が働きます。その力は周りの3本のストローへ伝わり、ストローのはしから風が出ることで回転が速くなって、「遠心」により飛び方が安定し、さらに羽に風を起こします。羽は向きによって、まわりの風の進み方が変わって、上に浮く力「揚力」が発生し、空を飛びます。

先生の説明を聞いて、ポイントを押さえながら上手につくっていきます。この工作で役に立った道具が「グルーガン(ホットボンド)」です! これは高温になるので少し危ないけど、ボンドが冷めたらすぐに固まる粘着力に強いとっても便利な道具です。 初めて使う子が多かったみたいですが、おうちの人に助けてもらいながら、慣れないグルーガンにも一生懸命取り組んでいて、その姿勢が素晴らしかったです★

さっそく、完成したドローンをとばしましょう。上手に飛ばすことができたら、天井まで飛びますよ★
ドローンを上手にとばすためには、羽の向きと、風船の大きさが大切(≧▽≦) なんと!風船を大きくし過ぎると、風船の中の空気が重くなりすぎて、高くは飛びません。ちょうど良い大きさはどれぐらいか? 試行錯誤をかさね、チャレンジしました。ぜひおうちでも改良した風ドローンで遊んでみてくださいね~♪

②ゴムの力をつかった「クルふわドローン」
続いて、ゴムドローンは、金具、ストロー、エナメル線、ビーズ大小、紙パックでつくった羽を使います。さっきは、風の力をつかいましたが、今度は伸び縮みするゴムの力をエネルギーにし、上に浮く力「揚力」を起こします。
金具を曲げる難しい工程は、ラジオペンチが大活躍! これも大人の活躍も多かったけど、子どもたちも最初は使いにくそうだったラジオペンチもどんどん使い方がうまくなりました! 先生からも、褒められました(^^♪

ゴムの力で牛乳パックの羽根がクルクルとまわって飛んでいきます★ 「すごい上がった!」「飛んだ飛んだ!」「おもしろい!」と声が聞こえてきて、とっても楽しい工作になりました。

小学校低学年は保護者の方と一緒の参加をお願いしていますが、まずは自分でやってみる!という姿勢がとても大切です★ 夏休み、工作の宿題も出ていると思いますが、楽しんでいろんなことに挑戦をしてみましょう! 科学センターは頑張る子どもたちのお手伝いをします(^^)/