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わくわく実験室「虹色の光を見よう」

毎月第4土曜日に開催している「わくわく実験室」。10月25日は「虹色の光を見よう」を開催しました✨
雨上がりに虹が出ているのを見つけると、すごく嬉しい気持ちになりますよね! しかし、どうして虹は七色に見えるんでしょう? その仕組みは? 今回は工作を通して、虹のひみつを解き明かしました!

まずは、虹の仕組みについて。 太陽の光を背にして、ホースなどで水をだすと、きれいな虹色が見えます。太陽の光が水滴によって反射・屈折することで、光が色ごとにわかれて見えるのです。日本では虹は、赤、橙、黄、緑、青、藍、紫の7色と言われていますが、アメリカ・イギリスでは6色、ロシアではなんと4色!色の感じ方も、国によって違うんですね~!
それでは、さまざまな虹を見てみましょう!まずはCD、その表面には目に見えない凹凸があり、光にあてると虹色が見えますが、その見える光の形はさまざま。四角になったり、扇形だったり。少し動かしただけで形が変わって、まるで光が踊っているようでした。
次は、牛乳パックでできた四角い箱。穴のある面を明るい窓の方へ向け、中をのぞくと、牛乳パックの中に虹が!! 実は中に、分光シートとよばれる特殊なシートを仕込んでいます( *´艸`) 分光シートとは、透明なシートに縦と横に細かい溝が入っていて、光を波長ごとにいろいろな色に分けることのできるものです。虹ってこんなに手軽に見ることができるのですね、とってもきれい(≧▽≦)

それでは虹色スコープ作っていきましょう!材料は紙コップ2つ、紙1枚のみ!紙コップ2つのうち1つには穴をあけて分光シートを貼っています。
①紙コップの底を、黒いマジックで塗りつぶしていきます。②塗りつぶした面に穴をいくつかあけます。③紙を丸めて筒状にし、穴をあけた紙コップにいれてもう一つの紙コップでフタをします。④ビニールテープでくっつけたら完成!中をのぞいてみると、虹色の光がキラキラ~!これはずっと見ていられますね( ^)o(^ )

実は穴をあける道具によって、穴の大きさや開けられる穴の数が変わってきます。すると当然、虹の見え方も変わってきます。めうちであけると穴が大きくなり、迫力ある虹色が!ニードルとよばれる細い針みたいなものであけると、小さな虹色がたくさん!!
道具によってこんなに違うとは、虹って本当に奥が深いですね。紙コップを回すと光も動いてよりキラキラします✨まるで万華鏡!

大切な約束!『絶対に太陽を直接見ないでください!』太陽の光が強すぎて、目がケガをしてしまいます!
晴れた日にも、きれいな虹が見える「虹色スコープ」参加してくれた子どもたち、大事に何回も虹を見て楽しんでくださいね。ご参加いただきありがとうございました。( ^ o ^ )/
11月は「科学の祭典」のためお休み
次回は12月13(土)「マジックカード」
『 じしゃくで砂鉄取り 』
日程:12月27日(土)
じしゃくを使った遊びをご紹介!

