はやぶさ帰還カプセル特別公開タイトル

 
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※はやぶさ帰還カプセル公開は、その大部分が科学館職員らの手作りによるものだったりします。企画を盛り上げるために奮闘したみた、あんなこと、こんなことをご紹介します。

【 企画展 】お待たせしました イオンエンジン来ます!

西日本のみなさま、お待たせしました!イオンエンジンの実物、倉敷に来ます!しかも、なんと2機。マイクロ波イオンエンジン初号機「YOSHINO-1」 と、「はやぶさ」搭載イオンエンジン「μ10」の地上耐久試験モデル(エンジニアリングモデル)の取り合わせ。(画像は「YOSHINO-1」) これに「はやぶさ」モデルの「μ10」模型と合わせ、三つ巴の豪華展示仕様となっております。 國中先生をはじめ、研究室のみなさまのご配慮には、どんなに感謝を重ねても感謝し切れません。イオンエンジンの公開はおそらく西日本初。 3種合わせての展示は日本初かもしれません。

【 企画展 】イトカワ着陸の目印 ターゲットマーカー

重力がほとんど無い小惑星イトカワへの着陸は、実はとても大変なこと。世界の誰も挑戦したことがない未知の取り組みでした。 はやぶさはイトカワ表面に何か目印を置くことで着陸にトライしますが、ほぼ無重力のイトカワに目印を落としても、 跳ね返ってしまっては使い物にならないかもしれません。跳ね返りにくい仕組みを検討した結果、最終的には日本の伝統玩具「お手玉」の 構造が採用されました。この目印(ターゲットマーカー)は、見事にイトカワ表面に着地し、はやぶさ本体を着陸に導くのに役立ちました。

【 企画展 】はやぶさ搭載の障害物検出センサー

いよいよ、本格的に「はやぶさ」に迫る展示品のご紹介です。はやぶさに実際に搭載された障害物検出用センサー「ファンビームセンサー」。イトカワ降下時に太陽電池パドルが起伏にぶつかり破損しないよう、障害物を検知する目的で搭載されています。1回目のイトカワサンプル回収の降下時に、障害物を検知し、降下シーケンスの中断命令を出したため、2回目の降下時には中断の判断信号とならないよう対策が図られました。

【 企画展 】今日もうなりを上げて働く大型プリンタ

企画展ではたくさんの解説パネルを使用します。何もかも手作りの企画展のため、原稿作りから、印刷、パネル成型まで、すべて科学館スタッフが手掛けなければなりません。特に今はプリンターががんばっている段階。朝から晩まで健気に働き続けてくれる頼もしいヤツです。お願いだから、この時期絶対「故障」だけはしないでね。

【 カプセル展 】展示照明のシューティングテスト

カプセル展示の会場視察の指摘事項を受け、会場照明について改善をするためのシューティングテストを行っています。はやぶさ帰還カプセルは、世界で唯一となる国宝級の貴重な工学資料です。展示することによるダメージを可能な限り少なくするため、照明の光源についても制約があります。

【 企画展 】表紙だけね 計画概要説明書

1996年4月にまとめられた、はやぶさがまだMUSES-C計画というコードネームで呼ばれていたころの計画概要説明書です。はやぶさの本質が詰め込まれてるはずですが、内容は非公開(ボクも見ていません)。表紙までを披露ということで、今回はその存在感のみをお楽しみください。

【 企画展 】これは本気で欲しいぞ! NYAISAS切手

日本郵政の切手に、はやぶさデザインのものがあるんですよ!展示しますよ!と先に予告してますが、こんな切手を作った方もいらっしゃいます。あどけないネコキャラが宇宙をめざす、どこかで見たことあるような宇宙開発名場面のイラストデザイン。この中にちゃんとはやぶさも含まれているのです。「イカロス君の大冒険」の挿絵も描いたという、イラストレータの宮崎ドイツさんから届けていただきました。実はこれ、ちゃんと50円切手になってて本当に使えるそうです。「NYAISASはパロディーです。実在する宇宙開発機関とは、何の関係もありません」とありますが、ボクはどちらかと言えばこっちのデザイン切手の方に愛着もってしまいます。(※はやぶさを飛ばした某宇宙機関はISASといいます)

【 企画展 】はやぶさ搭載M−V5号機模型 手作りです

実物大ミネルバ模型を作ってくれた日高さんが、もう一点、はやぶさを搭載したM−Vロケット5号機模型を持ち込んでくれました。ちょうどその日は、はやぶさプロジェクトメンバーのお一人、NECの小笠原さんの講演会が行われたのですが、この模型を見た小笠原さんが「JAXAのその手の方ですか?」と日高さんに聞いたほど。
日本の独自技術で開発した世界最高性能を誇る固体ロケット「M−V」。現役は引退してしまいましたが、名機として日本の宇宙開発史に名を刻んでいます。

【 企画展 】はやぶさ君は かわぐち君に

はやぶさプロジェクトメンバーによる連続講演会では、演台にマスコットのぬいぐるみ「はやぶさ君」を飾るのが恒例でした。第4回は川口先生のご登壇。トレードマークはメガネ…。ということで、はやぶさ君もメガネを掛けさせていただきました。横腹には川口先生のサインも。この日からこの子は「はやぶさ君」から「かわぐち君」に何となく呼び方が変わりました。

【 広報 】はやぶさPM・川口教授からのメッセージ

PMとはプロジェクトマネージャ、はやぶさプロジェクトの総責任者のこと。この方が「帰還カプセルの巡回展示はGO!」と言っていただいたおかげで、全国のみなさんは『生はやぶさ』をご覧になれる訳です。倉敷科学センターにて川口教授が3月末にご講演いただいた際に、メッセージビデオを収録させていただきました。見どころは焼け焦げた断熱シールドだそうです。動画はこちらでご覧いただけます。

【 企画展 】紛れもなく大物 実物大はやぶさ模型

今回の帰還カプセル特別公開の目玉の一つとなる展示物のご紹介です。武豊はやぶさ実行委員会さんのご協力で、実物大はやぶさ模型がやってきます。幅6m。でかいです。もうロビーに置くしかありません。 帰還カプセルが愛知県武豊町で公開された際に、NPOが中心となり、市民参画で製作されたと聞いています。 実はこの模型、見た目以上の相当な完成度です。JAXA関係者の方も「あれは、宇宙科学研究所・相模原キャンパスの本家『実物大模型』以上かも」とつぶやかれるほど。みなさまご自身の目でお確かめください!

【 企画展 】はやぶさボトルシップ

画像の中身、ご覧いただけますでしょうか?小さな小さなはやぶさ探査機と、小惑星イトカワのミニチュアです。製作いただいたのは兵庫県の福田さん。今回の企画展への出展も快くご承諾くださいました。ありがとうございます。ボトルシップと言えば『船』のミニチュアを仕込むという印象がありますが、はやぶさ探査機はエンジンを吹かして行き先をコントロールできる『小型宇宙船』でもあります。これこそ、ナイスなマッチング!ちなみに、この褐色のボトル、例の栄養ドリンクの空き瓶らしいです。

【 広報 】テレビのインタビューです

情報発信課の計らいで、RSK山陽放送さん(テレビの方)で直前にPRをしてくれるそうです。ありがたい!レポートの主体は情報発信課の担当車なのですが、三島もインタビューを撮っていただきました。こういうときに横看板が役に立ちます。10月末のカプセル展直前に放送とのことです。

【 広報 】雑貨団のみなさんにPRしてもらいました

先日、プラネタリウムで行う演劇、雑貨団さんの倉敷公演を行いました。終わった後、カプセル展のPRにも一役買ってとカプセル模型をお渡ししたら、このリアクション!さすが役者さんの反射神経は違います!

【 広報 】科学館の表玄関に大看板を設置しております

大きなイベントをPRしたいときは、一目で施設がその色に染まっていることが大切だったりします。科学館のエントランスに大看板を吊してみました。遠くから見ても存在感抜群です。カプセル公開終了後も、プラネタリウムで12月まで上映を続ける HAYABUSA-BACK TO THE EARTH- の宣伝用にも活用できる内容です。

【 広報 】12万部のチラシをもうすぐ発送します

印刷しました。12万部。科学館の歴史の中で、一度にこれだけ印刷したことはありません。画像はほんの一部ですが、科学館スタッフが配布のための仕分け作業を着々と進めてくれています。10月に入りしだい、倉敷市内とその周辺の小学校にできる限り多く配布できればと思っています。もう少しお待ちください。なお、チラシのPDFデータはこちらからダウンロードできます。

【 広報 】カウントダウン看板、裏側は見ないで

まずはずずっと下にスクロールさせて過去のカウントダウン看板記事からご参照ください。科学館エントランス前の看板ですが、来館者の方より静かな人気をいただいているようで、ぼちぼちスナップ写真を撮ってる方も見受けられます。この看板は科学館スタッフの総手作りなので、裏側なんてご覧の有様ですが、細かいことを気にしてはいけません。はやぶさのカプセル展が終わったら、表面のグラフィックを張り替えて「金環日食」カウントダウン看板になる予定です。

【 企画展 】出展の探査機模型を作ってもらっています

JAXAの宇宙科学研究所から解説用にいくつか展示物をお借りする予定はあるのですが、一部の展示物は模型作りのエキスパートのみなさんのご厚意で制作協力いただいています。画像ははやぶさに搭載された子探査機ミネルバの実物大模型。重力の弱い小惑星イトカワ表面で、跳ねるような移動の仕方で探査する予定でしたが、今回のミッションでは残念ながらイトカワに達することができませんでした。模型を製作いただいている日高さん、ありがとうございます!

【 広報 】科学館入り口に大判ポスターを掲示

デザイナーさんにお願いできる余裕がなかく、デザインもすべてお手製なのですが、チラシやポスターも作ってみました。科学館の入り口前に大きく張り出してお披露目です。

【 企画展 】はやぶさにちなんだグッズを収集中

ブームを呼んだはやぶさは、身近ないろんなものの中にも見かけられるようになりました。勝手に展示できないものについては、問い合わせを入れて許可を求めます。今日は、日本郵政さんとグーグルさんからお返事をもらいました。

【 広報 】伊東市長にも応援に駆けつけていただきました

先日も市議会で話題が採り上げられたり、はやぶさのカプセル展もいろいろな方から応援いただき、ありがたく思います。画像は、科学館まで映画「HAYABUSA」の応援に駆けつけていただいた伊東市長との記念ショットです。模型のカプセル、少々重くてすみませんでした。

【 企画展 】倉敷に落ちた「富田いん石」も展示します

はやぶさと言えば「小惑星」、小惑星と言えば「いん石のふるさと」、倉敷ゆかりのいん石と言えば「富田いん石」。大正5年に倉敷に落下した、国内落下いん石49個の貴重な一つ、富田いん石の実物をはやぶさ企画展会場にて展示できることになりました。イトカワの成分を解析し、いん石の成分と一致することを突き止めたことは、はやぶさの重要な科学成果の一つです。タッチはできませんが、小惑星イトカワと倉敷に縁あるいん石を重ねることは、おもしろい試みになると思います。

【 広報 】手作りカウントダウン看板を作ってみた

科学館エントランスで目立つようにカウントダウン看板を作ってみたのですが、毎日減っていく数字を目の当たりにして、自分らが一番プレッシャを掛けられてます。

【 企画展 】はやぶさ帰還カプセル届いてます

はやぶさ帰還カプセル届いてます!といっても模型のお話し。縁あって、倉敷水島ロータリークラブのみなさまと面談させていただき、水島の工場地帯の職人さんに一肌脱いでいただくというお話になりました。実物大のはやぶさ帰還カプセルの模型です。当初はここまでの完成度は見込んでいなかったのですが、板金塗装仕上げの非常に完成度の高いものをご提供いただきました。これはすごいです!はやぶさ企画展会場で、触ったり、記念写真を撮れる形で展示したいと思います。倉敷水島ロータリークラブのみなさま、水島木型製作所のみなさま、ご協力ありがとうございました。

 

倉敷科学センター
主催:倉敷市・倉敷市教育委員会(ライフパーク倉敷科学センター)
協力:宇宙航空研究開発機構(JAXA)