展示紹介
48.アマチュア天文家・本田實(みのる)の活躍

 本田實(1913~1990)は,倉敷を拠点として,生涯に12個の彗星と11個の新星を発見し,天体発見王とも呼ばれた偉大なる天文研究家です。その業績は,日本はもちろん世界の天文学界でも燦然と輝いています。当館では,本田氏が新天体捜索に使用した双眼鏡やポータブル赤道儀などの機材を展示しています。

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展示紹介
47.1メートル・1秒シアター

 たった1秒の間に,地球は太陽のまわりを29.8km進み,太陽から486億kWhのエネルギーを受けています。たった1秒の間に…身のまわりで,あるいは世界のどこかで,いろいろなことが起こっています。
 地球の大きさは1万2756km。もしとつぜん地球が小さくなって1mになってしまったら,そして地球と同じように何もかもが小さくなってしまったら…ちょっと意外な地球のすがたが見えてきます。
 「たった1秒の間に起こっていること」「地球の大きさを1mとしたときのいろんなものの大きさ」をいろいろあつめてみました。

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展示紹介
45.太陽系の仲間たち

 太陽とそのまわりを回る天体の集まりを「太陽系」と呼びます。現代の天文学は、海王星の外側に冥王星とよく似たたくさんの天体が存在することを明らかにしています。2006年には冥王星を惑星と呼ばずに、惑星の数を8個とすることが定められましたが、太陽系にはさまざまな天体が存在し、はるか遠い場所にまで広がっていることを多くの人々に知らせる結果ともなりました。
 時代とともに豊かになっていく太陽系。今もなお新たな発見がもたらされている、太陽系の仲間たちを見ていきましょう。

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44.四季の星空の部屋~100万個の星の窓~

 われわれに安らぎと感動を与えてくれる美しい夜空。四季の星空を切り取って、いつまでもながめてみたい。そんな夢を現実にしてみました。
 ガラス面に金属を蒸着させる、超精密星空アートとも呼べる特殊な技術を用い、忠実かつ限界まで美しく再現された100万個の星々。高さ2mの大きさで映し出された四季の星空に、お気に入りの星座を見つけてみましょう。
オリオン座
天体写真に挑戦!
 この展示には、ちょっとした裏技もあります。デジタルカメラや携帯電話のカメラで、天体写真のような美しい画像が撮影できることがあります。設定を変えてフラッシュやライトは使わず、最も暗いものが写せる設定にするのがコツです。ご持参のカメラでお試しください。 

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43.伝声管

 伝声管はかつて、船の中での連絡用に使われていました。伝声管の口に向かってしゃべると、その声は管の中の空気を伝わり展示室をぐるっとひとまわり。反対の口から出てきます。音の伝わる速さは1秒間に約340m。長い管と短い管では声が出てくる時間にちがいはあるかな?
 ※実際の時間差は0.2秒ほどですので,「あ~」などと声をのばすと,ちがいが分かりにくくなります。
 ※この展示物は科学展示室2階にありますが,その内容から「科学のプロムナード」のコーナーに分類しています。

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41.自分を立体視

 部屋の中には人間の目のしくみをまねて、2つのレンズをつけたカメラがあります。立体メガネをかけてスクリーンを見ると,自分のすがたを立体的に見ることができます。前へ手を伸ばしたり,前後に二人並んで立ったり,部屋の中を動き回って,どう見えるかたしかめてみましょう。

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40.この色とって~光と色~

 太陽の光や,電球や,蛍光灯…。ふだん使っている光にはさまざまな色の光が混ざっています。こうした光の中で,わたしたちは色彩豊かな風景を目にすることができるのです。しかし,青い光の中ではものの見え方がどうなるでしょう?赤い光では?さあ画面の指示にしたがって,実際に試してみましょう。手に取った「赤い円板」は,本当に赤いかな?

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36.なんでもスピーカー

テレビや電話など,わたしたちはふだん身の回りのあらゆるところでスピーカーから出る音を聞いています。じつは,導線を巻き付けたコイルと磁石があれば,どんなものでもスピーカーにすることができます。さっそく,フライパンやコップでできたスピーカーを机の上の灰色の導線にのせて「耳をかたむけて」みましょう。

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35.まっくらな部屋

 何も見えないまっくらな部屋です。あわてずにゆっくりと手さぐりで出口をめざしましょう。部屋の中には赤外線カメラがあって,外のモニターでは,部屋の中のようすを見ることができます。

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34.ゾートロープ

 たてに細いすき間があいた筒をまわし,すき間から筒の中(筒の反対側の内側)をのぞくと,動く絵を見ることができます。筒の上から内部をのぞくと,そのしくみがわかります。

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