全天周映画「新オーロラを見た恐竜たち 虹色に輝くアラスカの大地」
雄大なアラスカの大地、夜空を照らすオーロラ
約7千万年前、地上に多様な恐竜があふれかえっていた白亜紀。世代を超え、新天地を目指し、南下や北上を繰り返しながら、ついに極地まで到達した者たちがいました。
肉食恐竜・ナヌークサウルスの子ども「ヌック」と、植物食恐竜・アラスカケファレの子ども「ファル」。本来決して交わらないはずだった異なる種族である2匹の、数奇な運命と絆。鮮やかなオーロラが輝くアラスカの美しい空の下、太古の昔に極地で生きていた恐竜たちの命のいとなみの物語です。地球と月の関係や、自転と公転、地軸の傾き、オーロラなどの天文トピックも解説します。
プラネタリウム番組「いのちを探して スペースクルーザーで行く金星・木星」
宇宙船に乗って、いのちを探す旅にでよう
プラネタリウムという宇宙船に乗って、いのちを探す惑星への旅にでかけよう。
地球衛星軌道から見る夕焼け、金星の硫酸の雨や岩石もとけるほど高温の大地、地球をのみこむほど大きい木星の大赤斑の中へ・・・
金星や木星であなたは何を見つけるでしょう。
※この作品は、観客のみなさんの意見で、金星か木星への旅が選べます。
企画:伊藤 達郎(四日市市立博物館)
監督・シナリオ:上坂 浩光(有限会社ライブ)
ナレーター:うえだ星子(株式会社アクセント)
著作・制作:四日市市立博物館/有限会社ライブ
プラネタリウム番組「日本の空に舞うオーロラ~太陽が教えてくれること~」
「オーロラは太陽と地球がせめぎあう光」
オーロラとは極地の空を彩る神秘の光。地球上でもっとも美しい自然現象のひとつとされ、その光景を一目見たいと遠い国まで旅する人も少なくありません。ところが近年、日本国内でもオーロラを確認できたという報告が相次いでいます。オーロラと太陽活動は深い関係があり、オーロラを知るためには、太陽がいかなる星であるかを理解しなければなりません。
太陽からは光や熱のほか、生命に有害な高エネルギー粒子や放射線もやってきていて、地球の磁場や大気がそれを防いでくれることで生命の繁栄を助けています。オーロラは太陽と地球がせめぎ合う最前線の光。地球にいのちが息づく証でもあるのです。